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2015-11

お友達との関わりについて知りたい 〜個人面談を終えて〜

ろりぽっぷ 969号 2015年11月27日

ろりぽっぷ969号

風もないのに、ケヤキの葉がハラハラと舞い、バウのお墓をやさしく包んでいます。そんな落ち葉を手押し車にたくさん集めて、ごっこ遊びにいそしむ子ども達です。

さて、5日間にわたる個人面談が終わりました。個人面談では、限られた時間の中で十分に話しきれないこともあったかと思いますが、お母様方が知りたいこと、心配していることの一端をうかがうことができたように思います。

年少組では…
あまり、園での様子を話してくれないので、誰と、どんなふうに、どんな遊びをしているか知りたい、お友だちに手を出したりしていないですか、朝や、ランチの時の支度は自分でできていますか、等々

年中組では…
食事は、野菜や、嫌いなものも食べていますか、量はどうですか、お友だちと遊べていますか、お友だちにひどいことを言ったり迷惑をかけていませんか、自分の思いを友だちに言えてますか、等々

年長組では…
集団に向けて話をしている時、ちゃんと聞けていますか、話を理解して行動に移せていますか、持ち物の管理はきちんとできていますか、自分の思いを友だちに言えていますか、遊びの中で自己中心的になっていませんか、等々

3、4、5歳共に友だちとの関わりについてのおたずねが多かったようです。年少、中はコミュニケーション能力をつけていく途上にありますので、今後の成長を見守っていただければと思います。年長は、泣いても笑ってもあと4ヶ月。最後の調整期間に入りました。就学を前に生活の自立に向けて力を入れていきたいところです。

面談の中で、今後に向けて、そのお子さんなりの課題をお話しさせていただきましたが、保育者の言葉が足りないところが多々あったかと思います。ご容赦下さい。あんなこともこんなことも聞けばよかったと思いを残してしまった方は、また連絡帳等でおたずねください。
<園長>

先週の園だよりを読んで 〜連絡帳より〜

先週の園だよりは胸にジーンと来ました。図書コーナーでの情景が目に浮かびました。
他のお友達の名前もたくさん出てきますが、毎日登場するのはA子ちゃん。「今日は、早帰りだったんだー」「あぶー!って言ったんだよ」などなど。A子ちゃんは、大好きになる魅力をたくさん持っているんだな…と思いました。A子ちゃんとのハグはポカポカ温かい気持ちになります。これからたくさんのお友達と出会っていくと思いますが、色んな子がいて色んな気持ちがあることを分かってあげられる子になってくれるかな?と思いました。(年長、母)

A子ちゃんと男の子のやりとり、とても温かく大好きな気持ちがあふれているなと感じました。A子ちゃんの素直でまっすぐな気持ちに男の子は支えられ、部屋へ戻る勇気をもらえたのだと思います。集団の中では多数派が「普通」で、少数派が「ハンディキャップ有」や「障がい」と言われます。しかし「障がい」と言われる部分も本人にとっては「普通」であたりまえな事なのだと思います。
そのありのままの自分を無条件で大好きでいてくれる友達の存在は子ども達にとって宝物だと思います。
そんな友達に初めての集団である幼稚園で出あえた事、感謝しています。(年長、母)

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共にくらすことの意味 〜ハンディのある子も ない子も〜

ろりぽっぷ 968号 2015年11月20日

ろりぽっぷ968号

実りの秋も終盤、園庭の柿もすっかり食べ尽くし、残すはキウイだけとなりました。まじょのお店屋さんも次の出店は何屋さんにしようかと思案中です。

さて、話は変わりますが、園生活では、いろいろな場面で、「みんなちがってみんないい」ということを子どもたちに伝える保育を行っています。ハンディキャップを持つお子さんと共に生活するということも、この考え方の一環ですが、ハンディキャップを持つお子さんと共にいろいろな子どもたちが共に暮らすことが当たり前のことなのだと感じてもらえたらと思っています。ハンディがあるなしではなく、お互いに笑ったりケンカしたり、対等につき合うことができるのも子どもたちの大きな長所です。

最近こんな姿を目にしました。2階の図書コーナーでのでき事です。
ハンディキャップをもつA子ちゃんが同じクラスのお友達を抱きながら肩をトントンとたたき、何やらなぐさめています。どうやら、座りたかったランチの席が一杯だったため、泣いているのを察して、手を引いてソファーの所に連れて行った様です。日頃、周囲に助けてもらっているA子ちゃんの思いがけないやさしさに触れ、胸が熱くなりました。

そしてもうひとつ。
何となく気分がのらず、図書コーナーでひとりつまらなそうに絵本をめくっていた男の子。その子はいつもA子ちゃんのことを気にかけ、やさしくフォローしてくれる男の子です。その日は長いことそこにいて、何となくクラスに戻るタイミングを逸していました。ランチの時間となり、外遊びから戻ってきたA子ちゃん、図書コーナーの前を通りかかり、男の子がまだそこにいることに気づき、すっとそばにいき、手を引っぱりました。“部屋に行こうよ”というように。手を引っぱっても動かない男の子に、今度は抱きついて体ごと動かそうをします。逃げては引っぱり、逃げては抱きつき…。暗かった男の子の表情が次第にほころび、ついには笑顔になっていきました。A子ちゃんが男の子の背中に抱きつく格好になった時、ひょいとA子ちゃんをおんぶして、そのまま部屋に戻っていきました。

A子ちゃんのクラスでは、A子ちゃんがいたずらをしても、頭ごなしに怒ったり、注意したりするのではなく、「A子ちゃんは、きっと遊びたくてこうしたんだね。」と、その時のA子ちゃんの思いを推測し、代弁するやさしさが子どもたちの中で育ってきている。A子ちゃんがいなければ、そういう気持ちが育たなかったのでは、と、担任は話しています。

子どもたちは、短い期間の中で上記のような姿に育ったのではなく、共に暮らし、時間や経験を重ねていくなかで互いを受け入れ成長していったのです。
3歳の頃は自分のことで精一杯、4歳になり少しずつ自分と他者との違いに気づき、時には見たまま、感じたままをストレートに口にすることもあります。故に、共に暮らすことが大切なのだと思います。
最後に、ハンディや病を抱えてしまうことは誰にでも起こりうることです。なりたくてなるわけではない、ましてその子や親ごさんが悪いわけでもないのです。一番生きづらい思いをしているのは、本人なのだということを私自身も心にとめていきたいと思います。
<園長>

A子ちゃんのお母様に許可を頂き、掲載させていただきました。

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今は基礎工事(杭打ち)の時 〜やり直しがきかない幼児期〜

ろりぽっぷ 966号 2015年11月13日

ろりぽっぷ967号
道沿いの垣根にサザンカの花が咲いていると、ふっとそこが明るくやわらいだような印象を受けます。落ち葉を掃き集めて焚き火をするなど、今では見かけなくなりましたが、童謡に歌いつがれる初冬の風物詩です。

園では13日(金)に、焚き火で焼きいも作りを行いました。煙に目をしばたたかせながらほおばる焼きいもは、自分達で掘った地産地消のおいもですから、お味は格別だったようです。

さて、今回はマンションお基礎工事(杭打ち)の偽装問題と乳幼児期の子育ての関係に共通性があるという内容です。たまたま目にした文章を紹介します。
<園長>

乳幼児期が基礎工事のときで、その後の時期を、たとえていうと小学校、中学校、高等学校、大学あるいは大学院、留学などどいうのは、あとから造っていく建築の部分です。そういう意味からいうと、小学校や中学校ぐらいが柱や床かもしれませんし、高校ぐらいになりますと外装の工事とか屋根の瓦など、そんなものかもしれない。大学や大学院、留学なんていうのは、内装工事かもしれませんし、あるいはカーペットや家具かもしれません。そうすると、あとからやるものほど、やり直しがきくということが、おわかりになるでしょう。カーペットなんか、あとからいくらだって、敷き替えができます。家具なんていうのも取り替えられるのです。けれども、いちど事があったとき、基礎工事がどれくらい建物の命運をけっするかということは、よくおわかりでしょう。修復不可能ということだってあると思います。
建物ならいったんこわして、更地にしてもう一回建て直すということもできます。でも、人間はそうはいきません。人格をつくるための乳幼児期の基礎工事をしくじって、大人になってから問題が生じてくるということは、とうぜんあるでしょう。今日、そういう大人、大人ばかりでなく青少年も少なくありません。
あとからやるものなんかは、たとえば瓦が落っこちたって、りっぱな瓦をのせ直すことはできますし、家具などだったら、いつだって取り替えることができるのです。それとおなじように、大学なんていくつだって入り直すことができます、やり直すこともできます。でも、「あのときちょっと不十分だったから、もういちど幼稚園に入り直そう」なんてことは、まずできないのです。
そういう意味では、乳幼児期の育児は、どれほど意義の大きいことか。ひとりの人間の人格の基礎を決定するのですから。
テレビの普及などで、最近は人目につきやすい行為の価値ばかりが、評価される時代になってしまいました。だからこそ、こういう基礎をつくる仕事の意味がいっそう大きくなってきたとおもうのです。
早くいい結果をだそうとする。あるいは、大人のほうが楽をしようとする。そういう育児がよくないのです。そして今日の日本では、こういう育てられ方をしている子どもが、多くなってきていると思います。家庭で育っている子どもにしろ、保育園や幼稚園で育っている子どもにしろ、そういうことが多いのだということは、私たちの認識としてたいせつなことだと思います。
くり返して申しますが、本当に価値のある仕事というのは、いまの時代とつぎの時代を生きる人たちが、よりよく生きることができるように、なにをするかということだと思うのです。つぎの時代を生きる子どもたちに、十分に愛されることの喜びを与えること、育児はそれで十分なのですね。
人間は愛されることから、生きる喜びを感じはじめるのですから。
児童精神科医 佐々木正美 著『子どもへのまなざし』より

親と遊ぶ会 〜連絡帳より〜

親と遊ぶ会(秋)で、子どもをパン生地に見立てて遊ぶ遊びを家に帰って、夫にも体験してもらいました。普段、このような遊びをしていないので、きっと娘にとっても、夫にとっも新鮮な時間だったのでは?と思います。手作りバターもとても面白かったです。娘は、家に帰ってからも、「パンにバターを塗って食べる!!」と興奮冷めやらぬ様子でした。(年少児 母)

親とあそぶ会、ありがとうございました。パパと素敵な思い出が出来ました。うちは、休みになると外に出かける事が多いので“工作する”っていうことは初めてかもしれません。パパもお友達との様子がわかり、よりいっそう幼稚園での娘の話を楽しみに、仕事も頑張れるのでしょう!!(年中児 母)

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こんぺい糖、ちょうだい

ろりぽっぷ 966号 2015年11月6日

ろりぽっぷ966号

「えんちょっぴ、まってたよ。こんぺい糖ちょうだい」と男の子。聞けば30分も前から事務所の前で、今か今かと待ちわびていたようです。園長がくるまでお外で遊んでいたらという大人の声に耳もかさずに…。

いつの頃からか、私は朱塗りの円い小箱に入れたこんぺい糖を手元に置くようになりました。できるだけたくさんの子どもたちと言葉を交わしたいという思いがきっかけでした。今やこんぺい糖は子どもたちと私をつなぐ必須アイテムとなり、ひと粒食べればみるみる元気になる“魔法のこんぺい糖”になりました。1日一個、明日も一個と言い聞かされている限定品の小さな小さなこんぺい糖は、子どもたちにとってはチョコレート一枚分くらいの甘味と元気を与えてくれているように思います。

朝、登園したら、まずこんぺい糖を食べなければ始まらない子、仲良しの友だちと「こんぺい糖、もらいに行こうか」と声をかけ合って来る子たち、遊びが見つからず、とりあえずこんぺい糖でも…とやってくる子、友だちとうまくいかなくなって、ちょっと一息入れに来る子、時には、ひざこぞうをすりむいて泣き顔の子には、レギュラーサイズではなく特大のこんぺい糖を。びっくりさせたくて用意してある星の砂のように極小の世界一小さいこんぺい糖、など場面に応じてお目見えしています。楽しくっても、ちょっとつまらなくっても、ふっと空いた時間を、こんぺい糖をはさんでいろいろと言葉を交わす。そして、こんぺい糖に後押ししてもらい、部屋をかけ出して行く。そんな子どもたちの姿を毎日目にできるのが、とても幸せです。
<園長>

こんぺい糖にまつわるエピソードを2つ。

○お風呂でのお母様との会話です。

子ども:「こんぺい糖、今、白ばっかりなんだ〜」
母:「そうなんだ。ね、こんぺい糖、なんでもらいに行くの?時々食べたくなるの?」
子ども:「ううん、園長っぴの顔、見に行くんだよ。だって、園長っぴ、死んでないかどうか心配なんだもん。」

子ども達の元気確認をしていたはずのこんぺい糖やさん。実は子どもたちから確認されていたとは…ありがたいことです。

○ほんの思いつきで卒園式にこんぺい糖を1袋ずつプレゼントした後日談です。

幼稚園から1人で小学校へ進む息子は、“不安、でも大丈夫!”という気持ちを抱いての入学式だったと思います。前日の夜、息子にこんぺい糖の話をしました。「卒園式の時に皆にくれたこのこんぺい糖には、園長先生の、先生達の気持ちがたくさん込められているんだヨ。1人じゃないヨ。さみしい時には幼稚園を思い出して、園長先生や先生達がいるヨ。お友達と楽しかったあの思い出をこのこんぺい糖が思い出させてくれるヨ。元気を出して!!って。そういう優しい気持ちがたくさん込められたこんぺい糖なんだヨ。」と伝えたら、緊張していた気持ちが解けたのか?!顔をくしゃくしゃにして泣いた息子。「うん!!」と言ってこんぺい糖を大切そうに見つめていました。そして入学式当日!!1粒のこんぺい糖を食べて、「よし!!」と1人で気合を入れている姿は、どこか決意を込めている様な気がして、男のコの頼もしい姿に、親としても少しずつ、手をかける事から、目を配る時が来た事を感じました。きっと楽しい事ばかりではないと思いますが、そんな時にはこんぺい糖に込められた思いが支えてくれると思います。<卒園児 新1年生母 原文まま>

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祖父母の方たちとたのしんだ昔遊び

ろりぽっぷ 965号 2015年10月30日

ろりぽっぷ965号

22日のおじいちゃんおばあちゃんと遊ぶ会には137名の祖父母の皆さんにご参加いただき楽しいひとときを過ごすことができました。「今日の日を楽しみに待っていました」と、門でお声をかけて下さる方もいて、お迎えする私もうれしく思いました。

クラスに入って、まずが自己紹介。今日は何に乗ってきましたか、とか、子どもの頃何になりたかったですか、とか、お孫さんから何と呼ばれてますか、などリクエストにも答えていただきました。山口や三重から来ましたなど、お孫さんのために遠方から来て下さった方もいらっしゃいました。

子ども達とのコミュニケーションタイムは「握手ゲーム」。きのこのペンダントを首にかけた子ども達が祖父母の方と握手する度にシールを貼ってもらいます。緊張気味だった子もシールがどんどん増えていくにつれ、元気が出てきたようでした。
ふれあい遊びや昔遊びなどでは、コマまわしやベーゴマ、けん玉、折り紙、お手玉、など今の子ども達があまり経験のない遊びを教えていただきました。けん玉が達者なおじいちゃま、お手玉を何個も操るおばあちゃま、昔とったきねづかとばかり、腕前を発揮して、子ども達をびっくりさせて下さいました。祖父母の方が来られなかった子ども達にも、積極的に声をかけ遊びに誘って下さり、子ども達もおじいちゃま、おばあちゃまからのあたたかい気持ちをいただきうれしそうで、皆様のご配慮をありがたく思いました。
帰り際、大勢のおじいちゃま、おばあちゃまから「今日は楽しかったですよ。」と声かけていただきました。子ども達にとっても、核家族化が進む中、祖父母の方たちと触れ合う良い機会になったのではないでしょうか。
<園長>

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