ホーム>園だより“ろりぽっぷ” > アーカイブ > 2015-06

2015-06

心がふだんぎになってみえること

ろりぽっぷ 954号 2015年6月26日

ろりぽっぷ954号

今日現在で保育日数52日が経過しました。入園児、進級児共によそいきの姿からふだん着の姿を見せてくれる様になりました。言いかえれば緊張がほどけて素の自分が出せるようになったということでしょうか。無理にがんばったり、いい子をしなくていいという安心感が芽生え、少しずつ心が解放されてきていると感じます。気の合う友だちができ、1人ではやらないいたずらをするのもこの時期の子どもたち。つるんでいたずらをしている時の表情は何とも言えずうれしそうで快感のアドレナリンが出ているのだろうなと思います。
また一方では、甘えたり、泣いたり、怒ったり、いつもと違った姿を見せるお子さんも多くなり、子どもの心の複雑さを感じる場面があります。

その1つに弟や妹の誕生があります。生まれる前から心の揺れが始まる場合もあり、誕生後も長期にわたり心が不安定になり甘えがひどくなったりすねたり笑顔がなくなったりといろいろな変化がみられます。赤ちゃんが生まれても何の動揺もなく気分が安定しているお子さんはほとんど皆無といってよいかもしれませんね。

そうそう補助教諭の知り合いで16歳の男の子が、下の子が生まれ赤ちゃんがえりをしたという話も聞きました。わざと親の手を焼かせるような事をする、甘えるなど大きくなっても自分を見てほしいというこっちみて行動がみられたということです。ましてや幼児期ではあたり前ととらえた方がいいのですね。

また、今までと違う姿をみせるお子さんの中には、進級し新しいクラスの友だち関係で揺れ動く心を持て余しているケースもあります。新しい人間関係を再構築している過渡期にあってさみしさや不満がいろいろな形で表れています。着地点を見つけるまでは、やはり時間が必要、お子さんの力を信じて見守っていただきたいと思います。

というわけで、ろりぽっぷではお子さんの心の様子や変化を捉え、その原因を探り、どのように理解し対応していったらよいかを保育者全員で話し合うようにしています。
子どもは、自分の気持ちや感情を言葉ではなかなか表現をしてくれません。表情や態度から気持ちを汲みとり、理解し、そして心に寄り添うことで、子どもと心を通い合わせることができたらと、保育者たちは願いながら子どもたちと共に暮らしています。
<園長>

  • Comments (Close): 0
  • Trackbacks (Close): 0

子どもといっぱいおしゃべりしよう

ろりぽっぷ 953号 2015年6月19日

ろりぽっぷ953号

父は83歳まで現役の医師として仕事をし、2ヶ月ほど床に伏し、旅だっていきました。
十分な年齢だったにもかかわらず、別れはまだ先、父の昔話を聞く時間はまだまだあると信じていた私はうかつでした。あれもこれも聞いておきたかったと、取り戻せない時間を悔いています。
学生時代を満州で過ごし、母と出会い二人の子をもうけ、昭和23年に命からがら(と想像している)引き揚げてきた父。その間のつらかったであろう話は、いっさい私には話してくれませんでした。黙して語らない父に、話したくない、思い出したくない何かがあったのかと、大人になった私は推しはかるばかりでした。後日、私は母方の祖母から、引き揚げについてのそのすさまじい情景を知ることになるのですが…。
一般論ですが、私たちの世代の大正生まれの父親は、あまり家族、特に子どもにあれこれ話してくれることは少なかったように思います。家族のために必死で働く後ろ姿を見て、私たちは父親とはそんなものと思ってきました。

さて、21日(日)は父の日。お父さんは大いにお子さんとおしゃべりしてほしいと思います。ご自分の子どもの頃のこと、どんな遊びをしたのか、どんないたずらをして叱られたのかなどなど…。
そして、お父さんお母さんの親御さんがご存命ならば、いろいろな話をなさってみてはいかがでしょうか。プレゼントをするのもきっと喜んでもらえると思いますが、父と子が語り合ったり遊んだりする日、そんな「父の日」もあってもステキですね。
今夜はプレゼントのビールを飲みながら、お子さんと大いにおしゃべりで盛り上がってください。そして働き盛りのお父さんくれぐれもお体を大事になさって下さい。
(2010年774号 復刻版)<園長>

  • Comments (Close): 0
  • Trackbacks (Close): 0

魔女のお店屋さん

ろりぽっぷ 952号 2015年6月12日

ろりぽっぷ952号
玄関前に机が出ると、お店が始まると察知した子ども達がさっと列を作り始めます。今日の食べものは何だろうと、好奇心いっぱいの目、目、目。魔女が大好きな一瞬です。キュウリ屋さん、さやエンドウ屋さん、カリフラワー屋さん、いりこ屋さん、手作りイチゴジャム付パン屋さん、などなど。魔女のお店は神出鬼没。時間も、お店に並ぶのも、決まっていません。「ねぇねぇ、リンゴ屋さんってやらないの?」と、昨年のことを覚えていて、リクエストする子もいます。

キュウリ屋さん今期だけでも5回はやったでしょうか。朝採りのみずみずしいキュウリを味噌につけてコリコリと食べる。まるで、昭和の子どものようです。
1回につき40本のキュウリがあっという間にお腹に納まっていきます。ある日、全部売り切れて、お味噌だけが残ってしまった事がありました。「えーっもうないの!!じゃ、お味噌だけでいいから食べてみたい」と子ども達。小さな玉にして手の平にのせ、チビチビと味噌の試食会がはじまりました。生活クラブの信州こし味噌は、すっかり子ども達のお気に入りになった様です。と、突然泣き声が……どうしたのかとかけ寄ると、転んだ拍子に、みそ玉を落としてしまったと大泣きしていたのです。という訳で、魔女のお店は、本日も大忙しなのです。
<園長>

※ろりぽっぷが食材を仕入れている生活クラブの機関誌に卒園児のお母さんがとり上げられましたので、ご紹介します。※

アトピーから始まった大切な出会い

☆「きっかけ」は、お子さんのアトピーでした。
見学に行った幼稚園で、たまたま生活クラブの牛乳や食材を使った自園調理のランチを試食し、園長先生のアレルギーや食育の話に「刺激を受けた」という浦さん。

その「ろりぽっぷ幼稚園」に入園すると、食に意識の高いお母さんは多く、アトピーに良い話を聞いて東城百合子さんの自然食の料理教室に足を向けると、そこでも生活クラブに加入している人がたくさん。そんな折にたまたま生活クラブのチラシが目に入り、加入されました。
「消費材を取り始めたら亜硝酸塩をつかったソーセージやたらこが普通に売られている怖さを改めて感じました。口に直接入るものだから、気を使わなくちゃとされに思っています。」

☆その後、転居した浦さんは今、車で30分ほどの幼稚園へのお子さんの送迎が日課。毎日大変では?とお聞きすると、「時間もかかるけれど、幼稚園については譲れなかった」と浦さん。「ろりぽっぷ幼稚園」は、「見学の時、ありのまま沢山渡してくれた資料を見ても、子どもへの姿勢が違うと思いました。幼児期に必要なことを子ども自身に考えさせてやらせてくれる。舌の育つ大切な時期でもあります。家庭は家庭でちゃんとやらなくては、ですが」。この園ではせっけんを使い、食器洗いの前には子どもたちが不要な布で食器を拭くそうです。

☆「生活クラブに紹介して友人が加入し、友人同士での情報交換が今、楽しくなっています。」
「一緒にご飯を食べているだけで、なんとなく生活クラブの話になります。『せっけんていいのかな?』という友人にライブラリーを見せたり、牛乳を『子どもがおいしいと言って、値段も思ったより高くないよ』などと女子会で話す。自分が感じることだから自然に言える。あとは相手の考え方次第ですから」と笑顔の浦さん。

☆アトピーがなければ出会えなかった大切なひと、コト
「フジの花が食べられるって知ってますか?白だけ食べられるんです」ろりぽっぷ幼稚園では藤棚の白い藤のつぼみが開きかけたところを屋外で天ぷらにし、子どもたちがおやつにするのだとか。食、ひと、健康法…幼稚園で得た貴重な出会い。「自分が良いと思うことが全てリンクしてきている感じです」子どもたちの将来を見据えて眼差しの懸命さを感じさせる浦さんです。

  • Comments (Close): 0
  • Trackbacks (Close): 0

子どもはみんな問題児

ろりぽっぷ 951号 2015年6月5日

ろりぽっぷ951号

休日の昼下がり、書店でふと目にした本のタイトルにひかれて買い求めたのが、「子どもはみんな問題児。」絵本ぐりとぐらの作者、中川李枝子さんの近著です。
絵本作家になる前の17年前保育者を経験した中で知った子どもの姿を、母親や保育者にむけてまとまたものです。

「子どもはみんな問題児」というのが、私(中川)の持論です。
子どもへの最高の褒め言葉は、「子どもらしい子ね」ではないでしょうか。「よい子」でも「賢い子」でも「聞き分けのいい子」でもない、「子どもらしい子ども」。

では「子どもらしい子ども」とは、どんな子どもなのでしょう。

子どもらしい子は全身エネルギーのかたまりで、ねとねと、べたべたしたあつい両手両足で好きな人飛びつき、からみつき、ほっぺたをくっつけて抱きつきます。
大人からすれば「ちょっと待って!」と言いたくなる時でも、子どもらしい子に「待った!」のひまはありません。
子どもらしい子どもは、ひとりひとり個性がはっきりしていて、自分丸出しで堂々と毎日を生きています。それで大人から見ると、世間の予想をはみ出す問題児かもしれません。

だからこそ、かわいいのです。

さて、6月に入り、新しい環境で緊張していた子ども達も、ようやく地を出せるようになってきました。日々の生活も、いたずらあり、もめごとあり、小さなケガありで、園長のいる事務所も大にぎわいです。
カミナリを落としたり、両者の言い分を聞いたり、傷の手当をしたり、これぞ、まさしく、ろりぽっぷの神髄といったところです。

中川さんも言っています。
「私の周りの大人たちでおよそ自分でいい子だったという人はいません。「私っていやな子だった」にはじまって、「ひがみっぽかった」「わがままだった」などど言います。でもみんなちゃんと大人になっている。おりこうさんで言うことがすぐにわかって「はいはい」と言う子だったらつまらないではないですか」と。

さあ、ろりぽっぷ子たちもこれから何をやらかせてくれるのか、何が起きてもどんと受け止めていこうと思います。でも、自分も友達にケガをさせたりしない、これが約束です。
園長
「子どもはみんな問題児。」中川李枝子 著 新潮社

連絡帳から

先週の園だよりに「本が好きということは宝物を手にしたようなものです」と書いてあってビックリ!!我が家では寝る前に布団の中で3冊読んでます。なかなか眠ってくれない娘に催眠術をかけるように、時に、私にかかってしまうことも。
私は「ぐるんぱのようちえん」と「そらいろのたね」が大好きでして「青ひげ」の血のついた鍵と天井からぶら下がった死体も忘れられません。

おたよりにあった、園でお借りした本の件。色々ですネ。我が家では、土日に出掛ける際に車の中で読んであげる事が多いです。子供は退屈な空間。今は車内で好きなDVDも見れるけれど、本を読んであげる事で「どう思う〜?」「おもしろいね〜」「かわいそうね〜」などなど、親子の会話もはずみます!!何度も「もう1回読んで!!」と言われても家事に追われる気忙しい家の中よりも目的地に到着するまでの時間をたっぷり使えますし!
小学校に入ると毎日音読の宿題が出ます。1年生から読書感想文もあります。今の時期の読み聞かせが、後に親子で苦労しない事にも繋がると思うので楽しく読み聞かせをして、本好きな子になってほしいと思っています。

  • Comments (Close): 0
  • Trackbacks (Close): 0

それぞれの春の遠足

ろりぽっぷ 950号 2015年5月29日

ろりぽっぷ950号

大宮公園小動物園 〜年長組〜

2年続きの電車内のトラブルで気持ちが後向きにになっていましたが、世間の荒波に負けてなるものかと今年の年長は早々と電車デビューを開始しました。目的地は大宮公園小動物園。
東岩槻から大宮公園まで11分。さらに徒歩で15分。年長に進級したばかりの子ども達にはちょっと高いハードルでしたが、街中の道路も安全に気をつけ歩き通すことができました。電車内もやさしく見守って下さる乗客の方々が多く、何事もなく帰ってくることができました。
動物園内もほど良い広さで、自由にまわるにはとても良い環境でした。何よりも動物や鳥たちの距離が近く、親しみやすいことが最大のメリットと感じました。

原っぱあそび 〜年中組〜

年中組の遠足の目的地は、内牧公園のはらっぱです。雑木林はほどよくひんやりしていて、遊ぶにはちょうど良い場所です。駐車場からクラスごとにはらっぱに向かい歩いていきました。
荷物を置くといよいよフリータイム。「ねぇ、遊んでいい?」の子どもの声に「いってらっしゃ〜い!!」と保育者が答えると、一斉に走り出しました。はらっぱはその名の通り遊具のないところですが、ろりぽっぷ子は遊具がなくても遊びを見つけだせるのがさすがです。小枝を拾い集め、楽器のようにトントンたたいたり、シャベルにして土を掘ったりする子。シロツメクサを髪にさし、髪飾りにする子。カエルやミミズをお土産にと集める子もいます。草の上に寝転がって「きもちい〜い」と伸びる子。シートを使って芝すべりを楽しむ子と、ここでは書ききれないほど、自然の中で楽しく友だちと遊ぶ姿が見られました。

はじめての遠足 〜年少組〜

3歳児はとにかく初めての遠足です。この園だよりを作っている今、まさに楽しんでいるまっ最中です。
自分でお弁当の入ったリュックを背負い、原っぱで遊び、みんなでお昼を食べる、そのことができるだけで花マルです。その様子は次号でお伝えします。
園長

  • Comments (Close): 0
  • Trackbacks (Close): 0

ホーム>園だより“ろりぽっぷ” > Archives > 2015-06

ランチメニュー
ランチメニュー
園だより(2018年度版)
園だより“ろりぽっぷ”

ろりぽっぷ子たちの園生活の様子や保育について、ブログ形式でお伝えしています。

ばうの紙芝居
幼稚園へのご連絡は…
記事の検索
RSSフィード
Meta

ページの先頭へ

Copyright © ろりぽっぷ幼稚園 All Rights Reserved.
ホームページ記載の記事・写真等の無断転載・複製を禁じます。